個人的E3感想
Electronic Entertainment Expo通称E3が終わった.
直訳すると電子娯楽の祭典(であってる?)
まぁ簡単に言うとゲームの祭典だ.世界一の.
ということで最近ブログ書いてなかったので簡単に感想をメモしておこうと思う.
来年見返すかもしれないし.
感想はカンファレンス毎に.
・EAプレイ(エレクトロニックアーツ)
新作ゲーム情報というよりは既存ゲームのアップデート情報.唯一の新作は「スターウォーズ:ジェダイ フォールンオーダー」.スターウォーズ関連の過去作を見るにBFのようなFPSを予想していたのだけどまるっきり違った.ライトセーバー振り回してた.
唯一やっているAPEXLegendsのシーズン2情報はあったけどあまり多くなく新レジェンドとランクマッチ程度にとどまった.比べるところが良くないがフォートナイトと比べるとアップデート頻度とその内容,派手さは見劣りするかなという印象.
今年のE3一番の特徴はSIE,つまりソニーが出展していないこと.つまりマイクロソフトに否が応でも注目が集まる.PS4とXboxOne同時発売のゲームとか多いから.
で,テイルズ新作の発表とダークソウルや隻狼で有名なフロムソフトウェアの新作の発表があった.
テイルズ新作テイルズオブアライズは前日にリークされてたので特に驚くことなく.リークの良くないところは皆で発表を観て盛り上がりたいのに気付いたらTwitterのトレンドで知っているところ.良くない.制作中とかいう情報別に1日2日早く知ったところで特に得することもないしね.
フロムの新作ELDEN RING.フロムの新作って言うだけでまぁそれなりの大作でありクオリティも保証されている感じがある.加えて有名な海外ドラマ,ゲームオブスローンズの原作者とタッグを組むらしい.期待作.
そして遂に次世代機の発表.プロジェクトスカーレットはグラフィック性能はXboxOneの4倍,SSDを搭載.遂にコンシューマー機にSSD標準搭載されるようになるのかと感慨深いものがある.
とはいえやはりSIEの欠席を完全に補う程の発表はできなかったように思う.いやまぁそりゃ無理な話だとは思うけど.
・Bethesdaショーケース(ベセスダソフトワークス)
TheElderScrolls,Falloutで有名なベセスダは迷走している感じが否めない.去年のE3で発表されたFallout76がFollout新作と発表された時の歓声はすごかった.しかしオンラインゲームだと発表された時の観客の落ち込み様は配信を見ているだけでわかるほどだった.お通夜.その時の反省は活かされていないのか,モバイルゲーム,オンラインゲームに力を入れている印象.そもそもTESやFOシリーズは黙々と一人でやるゲームでありコアなゲームファンが多い.あまりオンラインゲームやモバイルゲームをやらない,よい印象を抱いていないゲーマーも多く,顧客層を把握できていないように思わざるを得ない.
しかし大作の発表はあった.Ghostwire:Tokyo,東京を舞台にした完全新作.TES6も新情報は無いものの発表はされており,この2作品に期待をしたい.
注目はやはりWatchDogsシリーズ新作WatchDogsLegion.ロンドンを舞台にデッドセックと呼ばれるハッカー集団を操り独裁国家に対抗していく.ストリート風のゲームデザインは相変わらず.マスクもイケてる.
トムクランシーの名前を冠したゲームシリーズレインボーシックス,ゴーストリコン,ディビジョン,スプリンターセルといったタイトルを持つUbisoft.最近ディビジョン2が発売,ゴーストリコンも来月には新作が発売,eスポーツとしてプロリーグも盛り上がってるレインボーシックスに対して数年間音沙汰の無いスプリンターセルシリーズ.今年こそは,といった感じだったけれど発表は無かった.残念.
・SQUARE ENIXライブ(SQUARE ENIX)
FF7リメイクが話題のスクウェアエニックス.今時ゲームで2枚組とかなかなか見ないがそれでも収まらず2作品に分けるというボリューム.ちょっと何言ってるかわからない.最終的にBlu-ray何枚になるのか.あとティファはやはりでかい(何が).
とはいえ全体の発表で見ると何となく物足りない感は否めなかった.FF8,FFCC,ラストレムナントと言ったリマスター作品が多い.新作が欲しい.
完全新作はギアーズオブウォーの制作会社の新作シューティング,アウトライダーズとマーベルアベンジャーズ.アベンジャーズはアベンジャーズなんだけど結局MCUでないところが日本人には大きい.原作が広く知られてアニメなんかもある海外と違って日本人はアベンジャーズと聞くとMCUを思い浮かべるがアイアンマンはロバートダウニーjr.じゃないしキャプテン・アメリカはクリスエヴァンスじゃない.ソーもクリスヘムズワースじゃないのでまぁ日本人に受け入れられるかは微妙なところ.なんか違うな感は否めない.
スマブラ新キャラが2キャラ,どうぶつの森新作,ポケモン剣盾,ゼルダの伝説BotW続編とやはりしっかりと大作の新情報を発表してくる任天堂が今年のE3一人勝ちといった印象.一方で魂斗羅,夢島,ノーモアヒーローズ,パンツァードラグーン,聖剣伝説など過去の名作のリメイクや新作ウィッチャーの移植など手広いのがすごい.新規IPの実質ACデモンエクスマキナ,アストラルチェインにも注目.どうぶつの森延期は残念だったけど.
総括
毎年毎年正念場と言われるE3.ストリーミングを各々でやれることが多くなりわざわざE3に出展しなくとも,とゲーム会社は撤退気味であった.3大プラットフォーム,任天堂ソニーマイクロソフトの中でソニーの欠席はやはり大きく今年のE3も正念場と思われた.しかしふたを開けてみるとソニーの欠席よりもリメイク,リマスターによって新作発表が少なかったことの方が気になった.
折角のゲームの祭典,沢山のゲーム会社が出展,ストリーミングを行い,新作大作タイトルの新情報に一喜一憂する,これがE3の楽しみだと思うのだ.
E3が衰退することなく来年再来年と続いていくことを願う.